9月12日(土)、神出空手道サークルの子どもたちと、三田市へ個別遠征に行ってきました。今回お邪魔したのは、兵庫県の組手の強豪道場「国際松濤館空手道連盟 不動舘」です。

9時30分からの稽古に向けて、神出を7時50分に出発。三田市までは車で約1時間。「思っていたより、なかなかの距離やなぁ」と感じながら向かいました。途中、指導者のお腹の調子が怪しくなる場面もありましたが、なんとか無事に到着しました(笑)。

念願かなって、不動舘の稽古へ

県大会まで、あと約1か月。大会に向けた調整でお忙しい時期にもかかわらず、町田先生は今回の出稽古を快く受け入れてくださいました。お願いしたのは遠征のわずか1週間前。直前の連絡にも応じていただき、本当にありがたかったです。

以前から町田先生には「組手の指導について、ぜひ勉強させていただきたい」とお話ししており、「おいで」と声をかけていただいていました。今回、ようやく伺うことができました。

不動舘への個別遠征の記録写真
2026年9月12日、不動舘への個別遠征。

「みんな強い!」その理由は、基本の積み重ねに

実際に稽古に参加して感じたのは、やっぱり「みんな強い!」ということ。そして練習を見ていると、その強さの理由が少し分かった気がしました。

フットワークや相手に向かって入る動きなど、基本的なことにじっくり取り組んでいました。全体で稽古をしながら、小さい子たちと体格の大きい子たちで練習位置を分けていたことも、指導する立場として参考になりました。

フットワークは、15秒ずつ繰り返し、逆の構えでも練習。「腰を落とす」「膝から下を柔らかく使う」「浮かない」。特に、自分が思っているよりもう一段腰を落とすという声かけが印象に残りました。

打ち込みでは、詰めて刻み突き、上段から中段へのワンツー。相手に対してまっすぐ入ることに加え、最後に足をどこへ置くのかまで、細かく確認していました。蹴りも、軸足の切り返しや引き足を大切にしながら、前進・後退、お腹・胸・上段への蹴り分けに取り組んでいました。

一つひとつの練習で、何を意識するのかがはっきりしている。こうした積み重ねが、組手の強さにつながっているのだと感じました。

印象に残った「前で取る」「速い1挙動」

今回、特に心に残ったのが「前で取る」ということ。そして、突きも蹴りも、出した技の引きまで含めて速い1挙動にするということでした。

神出の稽古にも持ち帰りたいこと

  • 前で取る。相手に対してまっすぐ入る。
  • 突きも蹴りも、速い1挙動で。
  • 引きまで含めて1挙動にする。
  • ノーモーションで、身体から先に入らない。

「空手の突きをしよう」という指導も印象的でした。叩く、触る、殴るのではなく、拳を相手に差し込む。そのイメージを「相手についているご飯粒を取りに行くように」と伝えていたのが、とても分かりやすかったです。

無駄な動作や予備動作をなくして、相手に向かってまっすぐ入る。動きそのものだけでなく、どう言葉にして伝えるかという点でも、たくさん勉強させていただきました。

悔しさも、次の稽古につなげよう

稽古は9時30分から11時30分までの2時間。神出の子どもたちも、みっちり頑張りました。

対人勝負での「何回負けてもいい」という言葉も心に残っています。強い相手との稽古では、思うようにいかず、悔しい思いをした場面もあったかもしれません。

でも、こうして自分たちより強い相手と出会えるのも、遠征の良いところ。「次はもっといい勝負ができるようになりたい」。そんな気持ちを、これからの稽古につなげてくれたら嬉しいです。

指導者自身も、今回学んだ練習方法や声かけを神出での稽古に持ち帰り、子どもたちと一緒に取り組んでいきたいと思います。

町田先生、不動舘の皆さま、ありがとうございました

大会前のお忙しい中、貴重な練習の機会をいただき、本当にありがとうございました。町田先生、これからも組手の指導について、ぜひ勉強させてください。不動舘の皆さん、また一緒に練習できる日を楽しみにしています!